めがね。
私は近視で、ふだんは、めがねをかけています。
(視力はたぶん、0.1くらい。)
めがねをかけると、確かにものは、はっきり見えるのだけど
なぜかときどき、
めがねをはずしているほうが、私は世界をよく見ているのではないか、
と感じることがあります。
レンズを通さずに見る景色は、少し、ぼおっとしているけれど
ものの遠近や、質感や、空間の奥行きが
ここちよく、眼に入ってきて、
なんだか自分が、少し
まわりの世界と仲良しになったような気がするのです。
散歩に出かけるときは、めがねを頭の上にのっけて
行きます。
なにもかけず、眼もこらさずに見る、空や木々は、
印象派の絵のよう。
しばらく歩いていると、ぼやけた視界の奥に
今まで見ていなかった、いろいろなものが
だんだん見つかってきます。
気持ちも少し、らくになって
悩んでいたできごとが、なんだか小さく見えてきたり。。。
安全や、正確さが大切なときなど
めがねの必要な場面は、もちろんたくさんあるけれど
ずうっと、がんばって近くを見つづけている私を
ときどき、休ませてあげたい。
ひろびろして、奥行きのある、自由な視野で。
11月 27, 2008 | Permalink






