とても、うれしいとき。
なにか、とてもすてきなことがあって
このうえなく幸せな気分になったとき、
以前、私は、なんだか心配な気持ちになっていました。
コンサートで歌ったうたを、誰かにとても喜んでいただいたり、
思いやりのある友人に会って、
話しているうちに、楽しくて仕方なくなって
生きているって、すごいことだなあ、と思ったり、
そんな時間のあと。
しばらくして我にかえり、
「こんなにすてきなことは、続かないかもしれないから
ちょっと身を引き締めて、がんばらなくっちゃ。」
と思っていたのです。
でもそれって、考えてみると、なんだか不思議です。
何しろ、先のことは、誰にもわからないのだから、
よいことの次には悪いことが来る、と思っているのは
私の心配なこころだけ。
それで、最近、ふと思いついて、
心配するかわりに、喜んでいる自分に
「ほんとうに、よかったね。」
と、言ってあげることにしました。
「がんばったことが実をむすんで、よかったね。」
「すてきなお友達がいて、よかったね。」
そうすると、喜びで沸いていた私のこころは、
「うん、すごくよかった。
ありがとう、ありがとう。」
と言って、だんだん深く静かに、落ち着いていくのです。
そのあとには
喜ぶ前より少しだけ大きくなって
ふたたび、まっさらな気持ちで新しいことに向き合う、
澄んだ私がいる、というような。
幸せも、不幸せも、
ただ、そのあいだを行ったり来たりするかわりに、
そうやって、自分と分かち合っていけたら
今までより少し、おおらかな人生を過ごせるかなあ。
1月 21, 2008 | Permalink | トラックバック (0)






